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Research

人とロボットをつなぐ身体性知能

「体感する」という言葉が示すように、触覚は臨場感を伝えたり技能を理解するために重要な感覚です。ハプティクスは触覚に関する科学・技術を扱う学問で、神経科学、認知心理から、機械工学、電子工学、コンピュータ科学など、幅広い分野に関係しています。スマートフォンなどの情報端末やVR、車載装置など身近に触覚提示装置が搭載されています。ロボットにおいても、接触検出や器用な把持操作・遠隔操作には、触覚センシングや触覚支援が必要になります。
昆陽研究室では、「身体性知能」という視点から、感覚・運動・認知の密接なつながりに注目し、ロボットと人との新たなコミュニケーションのかたちを切り拓いています。具体的には、様々な触覚提示装置や、触覚のための信号処理と定量化技術、臨場感・直感性を高める体感インタフェース、ロボットのための触覚センサやリモート技術などに取り組んでいます。

プロジェクト